床の施工(化粧床張り トイレ)
トイレの床の施工です。張始めの1枚張っていますが、お気づきでしょうか?荒床と同じ方向に張っています。本当は荒床と十字になるように向きを変えて張りたかったんですが失敗しました。荒床張った時にイメージ出来てなかったんですね。まぁでも、張った感じ、特に不都合はありませんでした。
トイレの化粧床材は桧材で114ミリ幅15ミリ厚です。杉材は135ミリ幅なので21ミリ幅が狭いんですね。1畳張るのに杉材は135ミリ幅x6枚で810ミリ、桧材は114ミリ幅x7枚=798ミリです。柱面間は柱芯910ミリ-柱幅120ミリで790ミリです。杉は20ミリ余裕があるのに対して桧は8ミリしか余裕がありません。
最も、トイレの仕切壁は簡易壁なので、トイレから洗面所まで連続で張っていきます。
床の施工(化粧床張り 台所)
台所のフローリングを張っていきます。台所は水場なんですが、悩んだ末、杉材にしました。台所も素足で立つので。
フローリングを張るところの最下段の壁は外しておきます。別記事で書きますが壁床の納まり(取り合い)は普通に壁が床の上になる施工ですが巾木は使いません。隙間を開けずぴったり壁をフローリングの上に張る感じで施工します。
荒床とクロスする方向で15ミリの杉板を張っていきます。
使用するビスは25ミリのタンドリビスです。やり直しできる事が前提なので接着剤(ボンド)は使用しません。何年か暮らしてみて、ビス止めだけの床はミシミシ軋むことが稀にありますが、あまり気になりません。そもそも無垢材の家は季節や湿度によって木材が収縮するので、しょっちゅう木材がピシピシ鳴りますし。
フローリングを張り終えたら最下段の壁材を張ります。
難関。シンクの給排水管の立ち上がりです。どうせシンクの下なので、フローリングを細切れにして対応しました。
給水管、座金の部分も欠かないといけないから加工が大変でした。
排水管、2枚に跨いで穴を加工します。
トイレ工事
トイレの設備工事は水道屋さんにお願いする工事です。大体の時期を伝えてあるので、間に合うように準備工事を進めます。
写真右部分がトイレの場所です。給排水管の立ち上がりに合わせて荒床を張ってあります。便器を設置する壁と石膏ボード、窓側の壁を張ってあります。
便器を設置する前に塗り壁を行います。
次にトイレ電源用のコンセントの工事です。
アース付のコンセントです。
出入口の施工です。出入口の内壁は簡易壁で施工します。まずは欄間。
照明。
フローリング(床化粧張り)。
仕切簡易壁。
水道屋さん、便器設置。
出入口の戸はアコーディオンカーテン。
ペーパーホルダー
リモコン。
2017/11/15~2018/1/14
床の施工(床下点検口)
床下点検口は二カ所設ける事にしました。床下に潜っている時に何かしらのトラブルがあっても二カ所出入口があると安心だからです。なので基礎の人通口はすべての区画で設けていてどちらでも出入り可能にしています。
一カ所は台所、もう一カ所は脱衣所にしました。こちらは、台所の人通口です。
点検口枠を作っているのですが、これ、ナショナルの床下点検口の施行説明書どおりに作りました。
最初は、点検口の製品を購入しようと思ったのですが、結構制約が多くて無垢材のフローリングで作るのが難しそうだったのです。そこで、すべて手作りにすることにしたのですが、やっぱり手作りではダメってなった時の為に製品の施工説明書の寸法どおりに作りました。
点検口の蓋になる部分に粗床を張ります。
裏はこんな感じ。
こちら脱衣所の点検口。
脱衣所のフローリング仕上材は桧材です。どうせ上に脱衣かごの棚を置いちゃう予定なので端材を使用。細切れのモザイクになっちゃいましたが悪くないです。
裏には断熱材を入れます。
翌年の春です。台所のフローリング作業に入ったので、点検口も仕上げていきます。
点検口の方からフローリング仕上材を張っていきます。
台所のフローリング仕上材を張り終えました。
その後、問題なく点検口として使えていましたが、梅雨時期に材が膨張して開け閉めが固くなったので微調整したり、蓋が1枚ものだと重くて開け閉めが大変なので半分に分割したりと何度か改善を経て2020年夏時点で快適に使えています。
2017/8/21~2018/4/9
電気設備工事
電気屋さんとの打ち合わせで引込工事は荒床を張り終えた後のタイミングが良いとの事で、荒床を張り終えて、引込工事の準備に入ります。
工事直前の打ち合わせの前に電力会社に相談に行くことにしました。というのも、もひとつ電気屋さんに確認してもピンとこない事があって直接聞いた方が早いと思ったからです。
電力会社に直接確認することで、いろいろとスッキリしました。特に引込工事に関しては架空の高さが心配で、宅内に中継ポールを立てたり、埋設したりと電気屋さんからアイデアを頂いていたのですが見積をとるとどれも高額で…。電力会社に確認することで問題ないと確信が持てました。それと、検査と電気契約に関してもスッキリしました。セルフビルドで家を建てて電気工事も自分で行うお客さんというのは初めてのケースだと電気屋さんも言ってました。
電力会社への確認結果を踏まえて、電気屋さんと工事の進め方について打ち合わせを行いました。
電力会社の電気引込工事の事前準備として引込線取付点から分電盤までの配管及び配線を行います。
まずは、分電盤の取付けです。
引込線取付点に補助支持物を取り付けます。いろいろ方法があるみたいなんですが、電気屋さんにお任せしました。
打ち合わせどおり、メンド下のパネルの下を這わす感じでケーブルを敷いていきます。
内玄関右側に取付予定のスマートメーター(電力量計)まで配線します。
これが、電気屋さんが後日持参すると言ってたスマートメーターの取付ボードです。一旦、取り外して
位置を確認して壁に穴を開けて再度取り付けました。業者さんにとってはめんどくさい事なのだと思いますが壁に穴を開ける作業は可能な限り自分自身でやりたいのです。
分電盤まで配線します。
分電盤からのアースは基礎アンカーへアースします。事前の打ち合わせで数値が出ない場合はアース棒を別途打ち込む必要があるとの話だったんですが、問題なかったようです。
分電盤のカバーをつけて完了です。これで電力会社さんの引込工事の準備が整いました。電気屋さん、お疲れさまでした。
後日、スマートメーターから分電盤へのケーブルを通した穴をブチルゴムテープで養生しました。スマートメーター取り付けでビスが透湿防水シートを貫通したところもプチルゴムテープで塞ぎます。
ケーブルが通ったので、断熱材を入れて
壁も張りました。
このブログを書きながら思ったんですが、結構、先走りしてますね。やり直す可能性も無くは無いので断熱材や壁張りは引込工事を終えてから行うべきですね。
この2日後、いよいよ、引込工事です。
引込工事の3日後に電力会社が検査に来ました。実際には電力会社から委託された保安協会の方だと思われます。世間話をしながら作業を見てると、まずスマートメーターのテスターでの検査、ビスの増し締め。そして分電盤のテスターでの検査を行って終わりです。異常無しとの事で帰られました。
電気屋さんからは末端まで検査されると聞いていたんですが、検査はスマートメーターと分電盤だけで末端のコンセントや電灯などの検査は行いませんでした。引込工事が終わってから頑張って幾つか配線工事したんだけどなぁ。
2017/11/7~2017/12/8
電気設備工事(引込工事)
電力会社による電気引込工事は、電気屋さんが梁につけた補助支持物の引込線取付点までです。
電気屋さんには事前にこの梁に付けた補助支持物からメンド下のパネル壁の下を這わせて
内玄関の右側へ取り付けたスマートメーター(電力量計)までケーブルを敷設してもらっています。
朝9時過ぎに作業車2台、ワゴン車1台がやってきて、すぐに作業を始められました。家を挟むように2本の電柱があるのですがその両方の電柱で作業を行っています。上の電柱の方が家に近いので、この電柱から引くのかと思ったら電気は下から流れているので下の電柱から引くのだそうです。
電柱と電柱の間に作業者が移動しました。きっと空中分岐させているんですね。
これです、空中分岐。
空中分岐が終わったら先に仮設電気の撤去のようです。細い仮設の電柱に脚立を立てかけてるんですが、観てる方が怖い。
そして、引込線取付点への接続です。
引込線取付点への接続はこんな感じ。
スマートメーターをチェックして撤収。片付けも含めて到着からわずか40分。電力会社さん、お疲れさまでした。
当日の昼過ぎに電気屋さんが来られました。分電盤のチェック。問題ないとの事でした。ちなみに、電力会社への申請や調整は私はノータッチで、すべて電気屋さんが行われました。電気屋さん、お疲れさまでした。
2017/12/5