つくる家

セルフビルドで平屋の家を建築中。その記録です。

電力会社への確認

電力会社との契約や調整は電気屋さん経由な訳ですが、電気屋さんとの話だけではいまいちピンと来なくて不安だったので直接電力会社に確認することにしました。

 

確認内容は主に次の内容です。

1.電力線引き込み設計に問題は無いか?

2.電力会社と電気屋さんの作業範囲

3.電気契約までの流れ

4.住みながら電気工事をしたい

 

最寄りの営業所に連絡すると窓口に来るように言われ、営業所の窓口に行きました。契約サービス課の方が話を聞いてくれて、別棟の設計部に行くように言われ、いわゆる普通の事務所のカウンターで場違い感を感じながらも設計部の人に応対してもらいました。現場の写真や引込線の配置図、立面図、電柱の番号などを準備して話を聞くと、丁寧に説明してもらえました。

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1.電力線引き込みについて
引込については架空引込線の高さが一番気がかりだったんですが、やはり架空高さのみ要注意で車両が架空の下を通過すると5.5mの高さが必要とのことでした。写真と配置図をみながらなるべく北側からの空中分岐とし北側の壁にした方が良いとのアドバイスを受けます。空中分岐は必ずしも最短でなくとも良く側溝部分は道路とみなさない。ただ5.5mの高さというのは建前上の話で工事時に車両は下を通過しないとすれば良いっぽかったです。いわゆる公道をまたぐような引込でなければそんなに厳密ではなさそうです。

 

2.電力会社と電気屋さんの作業範囲

電力会社と電気屋さんの作業範囲が良く解らなかったのですが、実際に電力会社に聞くと仲介業者(電気屋さんのこと)の資格によって変わるのだそうです。基本的に電力会社の作業範囲は引込点まで、電力量計は電力会社資産だけど取付けは仲介業者または仲介業者からの委託業者になるらしい。

 

3.電気引込までの流れ
仲介業者からインターネットで受付、設計審査を経て認可、仲介業者(仲介業者からの委託を含む)にて施工、引込。検査を経て契約開始という流れ。

 

4.住みながら電気工事をしたい
住みながら電気工事をしたいと相談すると、検査は分電盤までしか行わないので契約アンペアに応じた配線が行われていれば末端までみないんだそうです。なので主要配線のみ行い検査後に末端配線工事は可能という事で住みながらの電気工事は問題ないということですね。

いつ検査をしたらいいの?契約開始はいつ?と聞くと、仲介業者の資格によって変わるんだそうです。仲介業者が検査の資格を有するなら仲介業者にて検査まで行い契約開始。仲介業者が資格を有さないなら、業者から連絡を受けで電力会社が検査を行う。検査日から契約開始。資格を有さない業者の場合、引込みから検査日までは無料で電気を使えることになり、引込から検査日までの期限は特に定めていないとのこと。検査と契約の時期は意外とアバウトなんですね。 

 

 

 

2017/11/7