透湿防水シート
外壁の事前工事として防水工事を行います。透湿防水シートを家全体に張り付ける工事です。透湿防水シートはデュポン社製タイベックのハウスラップにしました。ちょっとお高めなんですが重要な部分なので信頼性重視で。どう計算しても1mx50m商品が2本ちょっと必要でかなり余るのですが3本購入しました。最初は強度が強い方が良いと思いハードタイプを見積依頼したのですが、建材屋さんからソフトタイプを薦められ若干安いのもあってソフトタイプにしました。何でも「ハードタイプは風でカサカサ音がするので殆どソフトタイプしか出ないよ」との事。
建材屋さんから3本のハウスラップが届きました。
マックスのガンタッカーと長さ10ミリのステープルで貼っていきます。
一番最初に透湿防水シートを張らないといけないのは出入口片引き戸の壁部分です。そこでタイベックの施工要領を見るとそーゆー例が無い。しかも施工要領では横張り基本です。どう考えても縦張りの方が良さそうなんだけど。
それに大工さんであれば一気に巻いていくのでしょうが素人ではそんな事はできるはずもなく細切れに張りつけていくつもりです。場所によっては縦張りの方がやりやすいところもあります。縦張りダメなのかなぁ?ネットで調べてみても良く判りません。メーカーに問い合わせてみました。別に構わないらしい。また、重ねしろも施工要領にあるほど必要ないらしいです。
透湿防水シート張る前にサッシをあててみます。
透湿防水シートを張ってみました。
やっぱり縦張りの方が簡単。シートの幅は1mなので重ね縦張りに丁度良く、重ね部分もなく綺麗に張れました。ガンタッカもなんとか使えましたが2割くらいは失敗してます。結構、力要るんですよね。
そしたら、妻さんがステープルの箱の裏を見ながら、長さ6ミリのステープルがあるらしいよって。えっホント?書いてありました。「透湿防水シート、断熱材のシート留めに最適な足長さ6㎜のT3-6Mもあります。」
何軒かホームセンターを回って6ミリのステープル購入してきました。あんまり売ってない。なんで?
サッシの周りに防水両面テープを貼っていきます。
こんな感じ。下から重ねていきます。
縁側の掃き出し窓のサッシも同様に貼っていきます。
浴室工事が控えている浴室部分から透湿防水シートを貼っていきます。
しまった。コーナー部は透湿防水シートをめくれないので水切りに貼った両面テープを剥がせなくなっちゃった。
切っちゃえ。
両面テープを剥がして透湿防水シートを貼ります。
水切りに貼った防水両面テープと接着できました。
一応、上から片面防水テープを貼っておきます。
こんな感じ。
要領を掴めたのでどんどん貼っていきますが、大工さんのようにはいかないのでブロックに分けて貼っていきます。
透湿防水シートを貼る前に開口部の処理が必要な訳ですが、窓と出入り口以外の開口部がありました、換気扇です。後からでも出来なくはないと思うのですがたぶんすごくやりづらくなると思うのです。そこで、事前に枠だけ取り付ける事にします。
まず、枠を作って
取り付けます。
もう一か所あるので
同じように取り付けます。
風の強い日があってガンタッカーで留めた透湿防水シートがステープルごと剥がれちゃいました。そこで透湿防水テープを全部貼り終える前に平行して胴縁を取り付けていきました。
透湿防水シート、胴縁を貼り終えました。約2ケ月弱かかりました。
透湿防水シート貼りの作業期間は約2ケ月かかりました。
平行作業として、水切、サッシ防水、浴室断熱材、浴室鋼製束ボンド、浴室給排水準備、浴室工事を行っています。浴室工事日が決まってたので、この時期は忙しかったです。