壁の施工(下地処理)
壁は真壁仕様で施工します。木造軸組み工法での壁の納め方には、大壁仕様と真壁仕様の2タイプの納め方があります。大壁は構造材の柱が見えない様に壁を柱の外側で仕上げる方法で洋室はこのタイプ。真壁は柱の内側で仕上げる方法で和室はこのタイプが基本です。大壁仕様は西洋、真壁仕様は日本の壁の納まりと言えますが、現在では和室も含めて大壁仕様が一般的です。モダン和風と謳ってはいますが、大壁の方が施行が簡単で安上がりなのが理由じゃないかと思います。
我が家の壁はすべて真壁です。理由は、やっぱり見栄えで、柱を見せたいというのが一番です。そして内壁は無垢材の板壁と漆喰の塗り壁にする設計なので、真壁の方が素人には施工しやすい事も大きな理由の一つです。
真壁仕様なので、壁を張る下地が必要になります。40x30ミリの角材を15ミリ空けて柱に打ち付けていきます。ビスはコーススレッドと軸細と迷ったんですが、50ミリの軸細にしました。
金物の干渉部分の欠きが面倒なんですよね。
こーゆー細かい作業は妻さんの作業になります。
筋交いの下地はどうしようか悩んでいたんですが、そー言えばと探したらありました。
大工さんが残していった端材にピッタリの材がありました。こんな端材があったような気がしたんです。(これは何だ?筋交いの欠きだと思うのですが何をどうしたらこんな形の端材が?)
ピッタリだわ。片側をカットしてバッチリでした。
2017/10/29~2018/6/16