つくる家

セルフビルドで平屋の家を建築中。その記録です。

基本構想

セルフビルドで家を建てたいという想いを建築会社さんに知ってもらいたくて作成した内容です。最初の打ち合わせに使用しました。

 

ハーフビルドによる住宅建築について (2015/4)

1.基本的な考え方
(1)ハーフビルドにしたい理由
 a.お金は無いが時間はある。
 b.40年程何とか住めれば良いため、必要以上の強度は求めない。
 c.建築後のメンテナンスは可能な限り自身で行いたい為、家の事はすべて理解しておきたい。
 d.化学物質アレルギーの為、主流の建材はあまり使えない。
 e.綺麗な家オシャレな家は必要ない、暮らしやすい家に住みたい。
 f.二人暮らしの為、小さい家が良い(もちろん平屋、階段嫌い)。
 g.自分で手作りしてみたい(設計も)。
(2)延べ床面積100平方メートル未満の平屋住宅をハーフビルドにて建築する。
(3)可能な限りセルフビルドで建築する。
(4)建築期間は特に決めていないが、1年間(2016年春頃)を目標としたい。
(5)建材は可能な限り自然素材としたい。化学物質使用の疑いのあるものは使わない。

2.施主情報
(1)家族情報
 ・二人暮らし
 ・二人共建築の知識どころか、DIYも殆ど行った事が無い。
 ・学生時代に電気工事士の資格を取得しているが、全く覚えていない。
 ・現在勤めには出ていないので時間は自由に作れる。

(2)住所・連絡先

(3)概歴
 □□出身、○○で生活。田舎暮らしをしたくて、県内で土地を探す。
 △△の土地を購入、空き家バンク制度で近隣空き家を借りて2014年移住。
 1年間生活してみて生活できると判断、住居建築の検討を開始。

3.土地情報
 所在、地番、地目、地積、所有者移転

4.ハーフビルドによる建築
(1)住宅の大きさについて
 延べ床面積100平方メートル未満(80平方メートル程度)の平屋住宅にしたい。

(2)工法について
 以下の理由で工法は在来工法にしたい。
 ・情報量が豊富、材料入手が容易、材料の種類はそれほど多くない。
 ・熟練の技がなくともプレカット活用で対応可能。
 ・最初に屋根を作り、雨の日に作業が行えるようにする。
 ・設計の自由度が高い、作りながら設計の変更が可能。
(3)セルフビルドの範囲(イメージ)

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(4)建築確認申請について
 市街地調整区域外の為、建築可能な宅地。
 敷地は道路に接している(4メートル以上の道路に2メートル以上接地)。
 【自治体HPより】
  都市計画区域外は階数2階以下かつ100㎡以下の建物は建築主による建築確認申請可能

(5)スケジュールについて
・完成前でも住むことが出来そうなので、長いスパンで考える。
・とりあえず住める状態にするのに1年間(2016年春頃)を目標としたい。
・固定資産税は非課税なので土地取得後3年以内の減額申告は関係無い。
・省エネ住宅ポイントの為にスケジュールを考えるような事はしない。
・浄化槽設置補助は利用する為、補助対象年度の3/20までに浄化槽工事を完了させる。

(6)予算について
・住宅のみで800万円、全予算で1000万円と考えている。
・住宅以外の費用は、太陽光発電(簡易なもの)、井戸・雨水タンク、ウッドボイラー(給湯、床断熱)など。
・ローンは組まない(組めない)、都度現金払い。

5.建設会社さんへ
・作業単位で現金支払いします。
・スケジュールが緩いので、別邸での作業に空きが出たときなど活用してください。
・業績調整などで、お小遣い稼ぎなどで利用してもらってもOK。
・作業方法のレクチャのみでもOK。
・建築場所と借り住まいが近いので、簡易トイレ不要。家の使ってください。
・無垢材希望ですが、見た目は気にしない。節があってもOK、安価優先。

6.打ち合わせ事項
(1)費用について
 建設会社さんに掛かる費用の見積、単価表
(2)地盤調査について
 ・地盤調査の必要性確認
 ・井戸の掘削(ボーリング)の際に敷地の地盤状況を調査診断
 ・地盤調査の見積